代表理事
上西 正之
Masayuki Uenishi
世界は今、VUCA時代、AIの進展に加わり、パンデミックが今後もいつ来るか?という不透明な中で、予測不能な状況が深化し、過去の成功の方程式が通用しない時代となっております。
このような状況下で、
・ジェネレーションギャップの中での多様性の尊重
・ウェルビーイングのための多様的幸せの構築
・組織のパーパスと個人のパーパスのエンゲージメント
・メンバーと自分自身のメンタルマネジメント
・予測不能な状況の中での意思決定力の向上
などビジネスマネジメント力のバージョンアップによるコミュニケーション改革が強く求められています。
そして、田坂広志名誉教授(多摩大学院)は、世界経済フォーラムでのレポートで、非接触型ビジネスの進展とAIに代替できない能力として「この大変化が人材に求める『6つの能力』」を提言されております。
① 非言語的コミュニケーション能力
② 顧客に対する深い共感能力
③ 成長マネジメント能力
④ 心理マネジメント能力
⑤ 集合知マネジメント能力
⑥ 組織内アイデア実現能力
これらは、真に「ビジネスマネジメント力」のバージョンアップのためのコミュニケーション改革としての
① コーチング力
② カウンセリング力
③ グループコーチング力
④ ファンデーション力
の集大成であるとも言えます。
私共は、1年間で3,000人を超える管理職層、経営層のマネジメントに対して、これらの4つの力をベースにしてお手伝いをさせて頂いており、関係性構築から生産性向上の多くの実績を上げております。
弊カレッジでは、2013年からのビジネスコーチングプログラムをベースに、2016年から「ビジネスファシリテーター&コーチ養成プログラム」、2019年から「ビジネストレーニング・1on1面談コーチ養成プログラム」(認定資格有り)を通じて、400人超のコーチを輩出してきました。
本年は、この大変化の時代に対応した必須のプログラムに進化させて、ビジネスマネジメントコースとして現在のマネジメントに重要事項に焦点化したプログラム「2022ビジネスマネジメントコース(認定資格あり)」をお届けしてまいります。
今後ともご指導ご支援のほどよろしくお願いいたします。
専務理事
上西 英理子
Eriko Uenishi
旧姓:大坪
「世界観を変えよ」
師と仰ぎ、学ばせて頂いている田坂広志先生の壮大な言葉です。
「世界の中で自分が見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい」
ガンジーの、まなざしを高く上げる志の言葉です。
私は元医院経営者でした。誠心誠意、粉骨砕身で開業し経営した医院を断腸の思いで自ら手放し、娘2人を抱えて47歳で人生をリスタート、全くのゼロからコーチという職業を通じて生きなおした人間です。
どんな時にも、私の背中を大きく押して生きる力を授けてくれ、ささやかながらも道を拓かせてくれたのがこの2つの言葉です。
そして、
「それでも、人生にイエスという」
アウシュビッツの精神科医V.E.フランクルの言葉です。
私のMBA論文『日本型コーチング®』においても柱となる言葉として引用しました。
幾多あるコーチングの場で語られることはありませんが、私は「コーチングは最終的に、解釈力である」とお伝えをしております。
誰の人生においても起きる苦境や困難や逆境をどう受け容れ、どう乗り越えていくか、コロナ禍という逆境の中、解釈力が大きな鍵となります。
もちろん、コーチングスキルを守破離の守として大切に扱うことは当然のことです。
しかし、このフランクルの言葉の境涯に至る逞しい解釈力を培うご支援こそが、コーチングの根幹をなすべき「人間力」であると考えており、それは講師2人のコーチングに対する大きな核です。
弊カレッジは、多様性の時代の組織開発・人財育成として、多くの企業を中心にプロ野球球団一軍二軍監督コーチ陣のご支援にも当カレッジプログラムが採用されて講師としてご支援を果たし、日本国際医学協会・文科省主催教育講演会、経営専門誌への連載など、これまで以上に多くの業界でその任を果たさせて頂く近年です。
2020年2月より全てのプログラムをオンライン化した弊カレッジですが、年に3,000人以上の経営幹部・リーダー・マネジャー・起業家の方々への研修とコーチングをさせて頂く中で、代表理事上西正之のご挨拶にありました様に、ビジネス現場でのいろいろな課題において磨くべきマネジメント能力が浮き彫りになったと感じております。
上西正之は『1on1面談』研修においては日本有数の豊かな研修数を誇っており、私、上西英理子はコーチング・カウンセリング・起業コンサルティング、感性と論理を融合した『日本型コーチング®』のMBA取得の実践者として、より良き社会の実現のために「一隅を照らす」心持ちで力を尽くして参ります。
多岐にわたるテーマで、自分の思いを言語化できるメッセージ力を磨く。
ぜひ共に学び、笑い、語り、成長し合い、人生を活き活きと生きる仲間となりましょう。